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著作者:株式会社PJT

更新日 2017年11月22日

資源利用技術推進プロジェクト紹介

サルフィックス(硫黄固化体)の利用推進事業

 サルフィックス+推進協議会は硫黄固化構造材の活用を推進しています。

サルフィックスとは

サルフィックス(硫黄固化体)とは、石炭火力発電所より排出される石炭灰(フライアッシュ)と製鋼業から副産物として排出される製鋼スラグ、ダストおよび石油精製の脱硫過程で回収される硫黄を溶融混練して製造される、廃棄物を有効利用するために通産省(当時)主導の下に研究開発された産業廃棄物再生品です。

硫黄は常温において、水に不溶で遮水性の高い物質で、これを119〜159℃に加温すると溶融状態になり、鉄鋼スラグや焼却灰と十分混合すると、重金属など有害物質が水に不溶で緻密に集合した構造となり、コンクリートの倍以上の強度が得られることが知られています。

 

サルフィックスの歴史

サルフィックスの研究は1980年代に(社)産業公害防止協会が「主として中小企業より発生する有害物質の無害化処理技術、埋立処分法等に関する調査研究」にて硫黄固化技術を検討。その後、当時の工業技術院化学技術研究所の猪狩俶將(いかりよしかつ)研究員と西田鉱業をはじめとする国内の主だった企業の協力を得て、1997年には環境庁「廃棄物最終処分新技術評価等調査」(事務局:日本環境衛生センター)にて「サルフィックス硫黄溶融固化技術」の技術審査を受け、審査結果が各自治体に送付されました。

また、ほぼ同時期に三井建設・三井物産がコンバージョンシステム社(米国)よりポゾテック(石炭灰の安定処理技術)のライセンスを受け、通産省石炭利用補助事業として(財)石炭利用総合センターと共同研究。1990年から電力会社、JR総研と道路路盤材、盛土材、埋立材等の土工材としての共同開発を進めました。

1998年〜2001年、サルフィックスポゾテックの複合材料としてレコサールの共同開発がおこなわれ、2002年には(財)クリーン・ジャパン・センターによる資源総合利用計画報告書(副題:廃棄物と産業副産物を利用した効率的土地造成システム)が上梓され、次のような課題が呈されています。

 

報告書において示された課題

報告書は、

高強度パネル材(サルフックス)および自硬性盛土材(レコサール)については、試験施工等からそれぞれ満足のいく成果が得られ、技術的に最終の域に達した。両材料の相乗効果については、今後の検討を期待したい。

また、本事業を推進した結果、いくつかの問題点も表面化した。

すなわち、実プラント等を含めた製造技術、さらに、原料の入手が多岐にわたるため事業性を十分考慮しなければならないこと、供給量に応じた盛土工事があるのか、また、需給バランスに対応するための一時貯蔵場所の確保の必要性等である。

今回実施している試験施行現場でのさらなる観測継続を行うことで長期的な安全性を確認することが今後必要である。また、専門誌等への成果発表を通して、本システムの安全性、信頼性、施工性等を十分認知してもらえる努力もしなければならない。」

と結んで、実証規模のプラントによる試験確認の必要性を示している。

(関係者限定)サルフィックス事業については「サルフィックス資料」ページでファイルをダウンロードできます。